2024年の人気アニメ・おすすめアニメまとめ（新規作のみ）

ここ数年の人気漫画『チ。 ―地球の運動について―』をアニメ化。

地動説をテーマにした歴史✗科学サスペンス。天動説が神の摂理とされた15世紀ヨーロッパで（架空ヨーロッパで）、「地動説」を主張して宗教と立ち向かった人々の奮闘劇。

天動説が当たり前だった時代に、どういった経緯を経て地動説にたどり着いたのか、そのプロセスを歴史ドラマかつ人間ドラマとして落とし込んだ。世界史好きの人ならハマること間違いなし。

原作漫画は全8巻で完結済み。TVアニメは全25話（2クール連続放送）でラストまで描き切る予定。配信はNetflix、ABEMAのみ。

週刊少年ジャンプの看板ラブコメ『アオのハコ』をアニメ化。2クール連続放送予定。

高校を舞台にした部活✗青春もの。バスケ部のエース女子に恋する後輩男子の恋物語。スポーツ漫画の要素もあり、少年ジャンプらしい胸熱展開も。

原作漫画は女性作家の作品とあり、ヒロインが淡くて可愛い作画なのも特徴的。OPからその空気感がいかんなく楽しめる。

少年ジャンプ＋で連載される怪異バトル漫画『ダンダダン』をアニメ化。

訳あって怪奇現象に巻き込まれるようになった高校生ら、怪奇現象の正体や根底にある人間の想いを辿っていく。

日本に実在する怪異話、オカルト話に現代倫理で解釈を与えていく、さながら鎮魂の物語。特に7話のエピソードが評価高し。

少年ジャンプ連載作。『暗殺教室』作者の松井優征が手がける同名漫画をアニメ化。

"史上最も逃げ上手の英雄"と形容される鎌倉幕府の末裔、北条時行を主人公に描いた歴史ドラマ。足利尊氏によって鎌倉幕府が滅ぼされ、8歳にして逃亡生活を送ることになった北条時行の成長物語。

アニメーション演出は今季一番の仕上がり（夏アニメ）。水墨画風の戦闘シーンなど見もの。

少年ジャンプ＋の看板作品『怪獣8号』をついにアニメ化。

”怪獣”が発生する現代日本を舞台にした王道のバトル作品。怪獣の力を手に入れた30代おっさんが、幼いころに夢見た怪獣の防衛隊員になるべく再度の人生チャレンジする。

アニメ序盤こそアニメーションの仕上がりに不安が持たれていたものの、そこはやはり原作漫画のおもしろさが勝る。未アニメ化のWeb漫画ながら累計発行部数が1000万部を超えただけの実力あり。

少年ジャンプ＋で連載される高校野球漫画をアニメ化。

事故で記憶喪失になった元天才キャッチャーが、公立高校の弱小野球部で再び野球をはじめる青春ヒューマンドラマ。

冒頭5分のシリアスさが嘘のようなコメディ作品。男子なら笑えるしょうもないギャグのオンパレード。それでもって少年ジャンプらしい胸熱なスポ根あり。なおかつ、MAPPAがアニメーション制作したこともあり、ものいっそエモい青春アニメに仕上がった。

全12話。原作漫画のキリのいいところで終わった。2ndシーズンの制作も決定した。

『氷菓』で知られる小説家・米澤穂信の推理小説をアニメ化。

高校生らが日常に潜むちょっとした謎を解き明かしていく日常系ミステリー作品。岐阜県岐阜市を舞台に描いた。

『氷菓』と同じく独特かつゆったりした作風で心地よし。"小市民”こと精神的におだやかに平和に暮らしたい人間ならではの静かな雰囲気を気に入る人も多そう。

TVアニメ2期は2025年4月クールから放送予定。

負けるの前提の異色のラブコメ『負けヒロインが多すぎる!』。

幼馴染や後輩など、わりかし良いポジションにいるものの、本命彼女にはなれないヒロイン（通称"負けヒロイン”）の散り際の美学を展開した。「恋愛とは何たるか」を真面目に考察していく人間ドラマの側面もあり、単なるラブコメで終わらぬ恋愛哲学あり。

作中舞台は愛知県豊橋市。ヒロインごとにEDが変わる趣向もあり。

「このマンガがすごい!2016」で大賞を受賞した『ダンジョン飯』がついにアニメ化。

RPG風ダンジョンでモンスターを調理しながらダンジョン踏破する異色の冒険ファンタジー。RPGをプレイしたことがある人なら理解できる”RPGあるある”ネタも多めでおもしろい。

2ndシーズンの制作も決定した（放送時期不明）。

少年ジャンプ＋で連載されるコスプレ・バトル漫画をアニメ化。

漫研部の名を借りたコスプレ部の活動を描いたちょいエロ・コメディ。とはいえ、コスプレ通じた人生論を展開したり、バトル要素があったり、意外にも真面目な作品。ヒロインもかわいい。

『チェンソーマン』作者、藤本タツキ氏の自伝的作品『ルックバック』をアニメ化。

漫画家を目指す少女らの葛藤や苦悩を描いた青春かつミステリーもの。もともと少年ジャンプ＋で無料公開。漫画家やクリエイターを目指す人間が通過儀礼として味わうリアルすぎる心情描写がSNSで話題になった。

2024年6月より劇場公開開始。2024年11月よりAmazonビデオ限定で配信開始。

2024年屈指のバズ作品。放送前にYouTube公開していた「しかのこのこのここしたんたん耐久」がSNSでバイラルヒット。OPムービーも公開4日で1000万再生を超える盛り上がり。

作品自体は学園コメディ。元ヤン隠してる優等生が、謎の転校生”しかのこのこ”（鹿乃子のこ）のお世話するドタバタ劇。なんとも形容できぬ独特な世界観あり。

『クレヨンしんちゃん』で知られる水島努監督が手がけたオリジナル脚本アニメ。全12話でほぼ完結した（おそらく続編なし）。

7G回線の開通により時空一変した終末日本が舞台。行方不明になった友人を探すべく、女子高生らが西武池袋線に乗って魔都・池袋を目指す冒険✗青春ミステリー。

『ラブライブ！』シリーズで知られる花田十輝が脚本担当したオリジナル作品。

訳あって上京してきた女子高生らがバンド活動するガールズバンドもの。夢追い上京もの作品が好きな人だと刺さるかも。

2期の制作は不明だが、全13話でとりあえずキリのいいところで終わってる。

『推しの子』の制作元として知られる動画工房が手がけるオリジナルアニメ。

イラストレーター志望の女子高生が、元アイドル歌手とタッグを組んでネット創作活動していく青春ドラマ。作中舞台は渋谷。

アイドルやバンドものではなく"歌い手"（&ボカロP）を題材にしたありそうでなかった作品。「何者かになりたい」系クリエーターの情熱を将来の夢がない女子高生の葛藤と照らして描いた。

高橋留美子の往年の名作『らんま1/2』を35年ぶりリメイク（厳密には”完全新作アニメ”の扱い）。

原作は1980年代に週刊少年サンデーで連載。水をかぶると女の子になる特異体質の少年を中心としたラブコメディ。

日本テレビ系列で放送予定。配信はNetflix限定。