令和のヤンキーアニメ『東京リベンジャーズ』が社会現象になった2021年。
オリジナル脚本アニメも豊富。『ODD TAXI』『Vivy』『サニーボーイ』など人気を集めました。
この記事では、2021年に放送された新規アニメの中から人気アニメ、おすすめアニメを抜粋して紹介します(※2期以降の続編作品は除外)。
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2021年を代表する人気作品TOP3
1. 東京リベンジャーズ
話数 | |
TVアニメ1期(2021年) | 24話 |
TVアニメ2期(2022年) | 13話 |
TVアニメ3期(2023年) | 13話 |
名実ともに2021年を代表する人気作『東京リベンジャーズ』。令和のヤンキーアニメとして社会現象に。
ヤンキー作品では異色のタイムリープSF。2017年を生きる青年が、かつての恋人が亡くなる未来を避けるべく2005年にタイムリープ。ヤンキー抗争を通じた歴史改変を試みる。
原作漫画は『新宿スワン』で知られる和久井健の作品とあり、やけにリアルな裏社会事情を展開。ただのヤンキーアニメでは終わらぬ、社会派アングラ系の作品としても楽しめます。
※シーズン2以降の見放題配信はディスニー+のみ
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2. ウマ娘 プリティーダービー
話数 | |
TVアニメ1期(2018年) | 16話 |
TVアニメ2期(2021年) | 13話 |
TVアニメ3期(2023年) | 13話 |
2ndシーズンで人気爆発したウマ娘(それゆえ2021年アニメとして掲載)。
ユーキャン新語流行語にもノミネート。日経トレンディのヒット商品ランキングでは年間2位に選出。2021年を代表するコンテンツの一つとして名を連ねた。
歴代の競走馬を擬人化した競馬アニメ。競馬ファンに怒られない、なんなら競馬ファンから乗っかってくる愛のある作品に。
作品ジャンル的にはスポ根アニメに近く、競馬ファンでなくても楽しめる胸アツ要素が多分にある。
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3. ODD TAXI(オッドタクシー)
話数 | |
TVアニメ(2021年) | 13話 |
劇場版(2022年) | 1作 完結 |
漫画『セトウツミ』作者の此元和津也氏が担当したオリジナル脚本アニメ『オッドタクシー』。
とある街を舞台にした人狼ミステリー。女子高生の失踪事件めぐる容疑者らが、タクシー車内で自白あるいは世間話を繰り広げる会話劇。
警察、アイドル、おっさんまで、文字どおりの意味で”人狼”と化した人々の多種多様な人生模様を日常系アニメ調に展開した。テレビ東京の深夜ドラマのような静かでゆったりした雰囲気の作品が好きな人だとハマること違いない(アニメ自体はテレビ東京で放送していた)。
劇場版でひととおり完結。一気見したい人にもおすすめ。
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そのほか2021年に注目を集めたおすすめ作品
王様ランキング
話数 | |
TVアニメ(2021年) | 23話 ほぼ完結 |
スピンオフ(2023年) | 10話 |
劇場版(予定) |
耳が聞こえず、口も聞けない、障害を持った王子様を主人公に描いたヒューマン・ファンタジー。
「王の器ではない」と周囲の人間に罵られながらも、ひたむきに王様になるべく努力していく成長物語。
ふんわり、ゆるやかな作風だが、そのメッセージ性は深い。「障害者はかわいそうなのか?弱者なのか?」といった道徳的テーマをさらりと展開。1話1話深みのある魅せる作品に。こどもに見せてあげたい。
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ブルーピリオド
話数 | |
TVアニメ(2021年) | 12話 |
美大受験を描いた美術アニメ。東京芸大卒の漫画家、山口つばさ氏の同名漫画を原作にした。
よくも悪くも空気を読んでしまう優等生ヤンキーが、美術の世界でアイデンティティを見つけていく青春劇。同時に(美大出身者ならではの)リアルな美大受験事情を展開。世間的になかなか知られることのない美術めぐる葛藤を描き上げた。
Netflixオリジナルアニメの扱い。Netflix以外の動画配信サービスだと視聴できない。
かげきしょうじょ!!
話数 | |
TVアニメ(2021年) | 12話 ※とりあえず完結 |
舞台のトップスター目指す女子高生らが、仲間たちと切磋琢磨していく王道のスポ根ドラマ。宝塚音楽学校をモチーフにした架空の音楽学校を舞台にした。
原作漫画は少女マンガ誌「MELODY」で連載。とことんまでにストレートな少女マンガらしさ、同時に男性でも楽しめる胸アツ要素あり、男女ともに楽しめる。宝塚歌劇団の作曲家として知られる斉藤恒芳が劇中音楽を担当。荘厳で力強いメロディも魅力。特にEDが格好いい。
原作漫画の連載は続いているが、アニメはオリジナル展開でほぼ完結。2ndシーズンは期待薄...?
古見さんは、コミュ症です。
話数 | |
TVアニメ1期(2021年) | 12話 |
TVアニメ2期(2022年) | 12話 |
ぼっち系アニメ(1人ぼっち系アニメ)として人気誇った『古見さんはコミュ障です』。
無口な美人と勘違いされてるコミュ障JKが、友達100人作るために四苦八苦していくヒューマン・コメディ。
原作漫画が完結しておらず、アニメもわりかし中途半端なところで終わる。先が知りたい人は原作漫画も読みたい。
サニーボーイ
話数 | |
TVアニメ(2021年) | 12話 完結 |
アニメ制作会社、マッドハウスが手がけたオリジナルアニメ。
学校ごと異世界に漂流した中学生らが、元の世界に戻るべくサバイバル生活していくSF群像劇。教室内のヒエラルキー対立だったり、能力格差だったり、社会で生き残るための処世術だったり、"人生”という名のサバイバルを異世界で疑似展開した。
考察系SFなので明確なエンディングはないが、脳内補完しながら物語を楽しみたい人だと噛みごたえあっておすすめ。
Vivy(ヴィヴィ)-Fluorite Eye's Song-
話数 | |
TVアニメ(2021年) | 13話 完結 |
アニメ『進撃の巨人』『SPY×FAMILY』の制作元として知られるWIT STUDIO社のオリジナル脚本アニメ。
AI暴走による文明崩壊の未来を変えるべく、100年前に生み出された自立型AIロボが時空を超えた歴史改変の旅に出かける王道SF。端的に言ってしまえばドラえもん。ドラえもんとのび太くんが、いずれ来る人類の選択の過ちを防ぐため、あの手この手で未来を変えようと試みる。
アニメーション演出が非常に豪華。作画と映像と音楽がマッチしてて毎話、劇場版を見ているかのよう錯覚するクオリティ。WIT STUDIOの自社オリジナル作品とあり、自社宣伝がてら本気出した。アニメ好きなら見ておきたい王道アニメとして推薦したい。
竜とそばかすの姫
話数 | |
劇場版(2021年) | 1作 完結 |
細田守監督の作品の中では最高ヒット。興行収入66億円を突破した『竜とそばかすの姫』。
アバター社会(いわゆるメタバース)で歌姫として活躍する女子高生を主人公に描いたSFヒューマンドラマ。幼少期のトラウマがきっかけで人とうまくコミュニケーションが取れなくなった少女の成長を追った。
"メタバース”が流行っていた2022年当時の仮想社会論だったり、SNS炎上のエッセンスを取り入れ。『サマーウォーズ』(2009年)の時代とはまた違ったインターネット社会を描いた作品に。
プラチナエンド
話数 | |
TVアニメ(2021年) | 24話 完結 |
『デスノート』コンビ(大場つぐみ×小畑健)が再度のタッグ組んだ人気作『プラチナエンド』。
”神”候補を決める戦いに選抜された13人の人間によるバトルロイヤル。自死願望が強かった”神”候補らが、各々の知恵と策略を駆使して生きる意味を見いだしていく。
『デスノート』以上に暗めのトーンの作品。というか相当に鬱な作品だが、生きる意味を探して奮闘する前向きな作品ではある。TVアニメは全24話で完結。原作漫画の最後まで描ききった。
2021年の注目リメイクアニメ
シャーマンキング
話数 | |
TVアニメ(2021年) | 52話 完結 |
少年ジャンプで一時代を築いた人気作品『シャーマンキング』。1998年〜2004年まで連載された。
超常を司るシャーマン(霊能力者)の王こと”シャーマンキング”を決める戦いを描いたバトルファンタジー。ラクして生きていきたい主人公が、ラクな世界を作るべくシャーマンキングを目指す。
2000年代に1度アニメ化したものの中途半端に打ち切り。原作漫画も打ち切られたものの、今回、原作完結後に執筆された"完全版”の内容に準拠して再アニメ化。原作の真のラストまでアニメで描き切った。
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