2010年は『けいおん!』『デュラララ』『俺妹』など深夜アニメから数多くの人気作が登場。
特に『けいおん!』は2010年前後を代表する歴史的な1作に。空前のバンドブーム、アニメの聖地巡礼ブームを巻き起こしました。
この記事では、2010年のおすすめアニメを一挙紹介します。
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2010年を代表する人気作品TOP3
1. けいおん!
話数 | |
TVアニメ1期(2009年) | 14話 |
TVアニメ2期(2010年) | 27話 |
劇場版(2011年) | 1作 完結 |
京都アニメーション制作。日常系アニメの代名詞となった人気作。
高校の軽音楽部に集った女子高生のユルくて平穏な日常を描いたほんわかもの。一方では日常系アニメでは珍しく卒業(=作品完結)を描いたストーリー性も評価された。
2011年には名実ともに完結編となる劇場版が公開。興行19億円の大ヒットを記録。昨今では一般的な深夜アニメ発のヒット映画の口火を切った。作中モデルとなった滋賀県の旧豊郷小学校が観光名所になるなどアニメの聖地巡礼ブームも加速。
2. デュラララ!!
話数 | |
TVアニメ1期(2010年) | 24話 |
TVアニメ2期(2015年) | 36話 完結 |
伏線回収が神ががってた2010年代屈指の群像ミステリー。
東京・池袋の都市伝説「首なしライダー」めぐり交錯する人間模様を複数の時間軸から描き上げた。
特に1期の22話。ここまで観るとデュラララが神作品たる理由がわかると思う。伏線回収がやばい。こらえ性がない人だと意味がわからなすぎて22話までたどり着けない可能性があるが、気合い入れて頑張れ。
3. 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
話数 | |
TVアニメ1期(2010年) | 15話 |
TVアニメ2期(2013年) | 16話 完結 |
2000年代のオタク・カルチャーが濃縮された名作。
オタク趣味を隠して生きてきた妹が、疎遠になった兄とオタク趣味をつうじて絆を復活させていくホームコメディ。オタク趣味がわりかしライトに受け入れられるようになった現代だと逆に新鮮に映るかもしれない。
人気声優、早見沙織の出世作でもある。沼にハマらぬよう最大限注意されたい。
そのほか2010年に注目を集めたおすすめ作品
東のエデン
話数 | |
TVアニメ(2009年) | 11話 |
劇場版(2010年) | 2作 完結 |
攻殻機動隊シリーズで知られる神山健治監督が手がけたオリジナルアニメ。
”日本社会の改革”を目指すデスゲーム。デスゲームに参加することになったプレーヤーらが100億円の軍資金で日本の閉塞的な社会システムをぶち壊していく。
将来が明るくない日本で生きる若者の葛藤、あるいは希望を描いたヒューマンドラマの側面あり。2010年前後の日本の雰囲気が堪能できるはず。
バクマン。
話数 | |
TVアニメ1期(2010年) | 25話 |
TVアニメ2期(2011年) | 25話 |
TVアニメ3期(2012年) | 25話 完結 |
高校生漫画家を主人公に描く漫画家マンガ。
デスノートコンビ(大場つぐみ×小畑健)が手がけた同名ジャンプ漫画をアニメ化した。
連載過労でぶっ倒れたり、漫画の内容が犯罪模倣されパッシング受けたり、人気声優との交際で炎上したり、キラキラ一辺倒ではない漫画業界の実情をリアルに描いた。
四畳半神話大系
話数 | |
TVアニメ(2010年) | 11話 完結 |
理想の大学生活を追い求める男子大学生が、違う人生の選択をパラレル世界線でやり直していくSF青春もの。
いくらあがいても不幸な結末になってしまう人生の悲哀をコメディ展開した。屁理屈でスピーディーな会話劇なので会話系の作品が好きな人だとおすすめ。
Angel Beats!
話数 | |
TVアニメ(2010年) | 13話 完結 |
P.A.WORKS制作のオリジナルアニメ。
死後の学園を舞台にした学園青春ドラマ。成仏(というか転生)できない魂たちが第2のキャンパスライフを開始する。現在で言う”異世界ものアニメ”の走り。
イヴの時間(映画)
話数 | |
映画(2010年) | 1話 完結 |
アンドロイド(AIロボット)が実用化された社会の倫理観を問うたSF作品。
アンドロイドが社会的に危険視され、人間とアンドロイドが明確に法的に区分される時代。あえて人間とアンドロイドを区分しない喫茶店を舞台に物語が始まる。
もともと2000年代後半にウェブ配信アニメとして発表。総集編にしたものを2010年に劇場公開した。
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