Netflixオリジナルドラマ（独占配信ドラマ）おすすめ作品23選【2024年版】

Netflixを契約したら見ておきたい。Netflixでしか視聴できないNetflixオリジナルドラマの中からおすすめ作品を厳選ピックアップ。

Netflixオリジナルドラマは、名実ともにNetflixでしか視聴できないオリジナルコンテンツ。一部の作品はNetflix独占配信の場合もありますが、いずれもNetflixでしか視聴できないのでNetflixを契約したら優先的にチェックしておきたいところ。

この記事では、Netflixオリジナルドラマの中からおすすめ作品をカテゴリー別に紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

おすすめ作品1. 実写オリジナルドラマ（3作品）

1. ONE PIECE

Netflixを代表する人気作『ONE PIECE』。おなじみ尾田栄一郎の同名漫画をアメリカの制作スタジオが実写化。尾田栄一郎も製作総指揮で参加した。

大海賊ゴールド・ロジャーが残した財宝「ワンピース」を探すべく、田舎村から旅に出た少年・ルフィの冒険もの。バトルあり、友情あり、感動ありの王道の仕上がり。これまで『ONE PIECE』を見たことない人に向けた易しい実写化なので前知識なく楽しめる。

主要キャストの9割方は外国人役者だが、ゾロ役は新田真剣佑が演じている。

2. 今際の国のアリス

日本発のNetflixオリジナルドラマとしては史上最高ヒット。『今際の国のアリス』。

山崎賢人＆土屋太鳳が共演。実写映画『キングダム』の佐藤信介監督がNetflixで初監督した。

"東京"を模した異世界を舞台にしたデスゲーム作品。数日の寿命しか与えられず、生き残るためにデスゲームに挑む人間たちの"生”（生存）への執着を描いたヒューマンドラマの側面あり。

2ndシーズンでほぼ完結。原作漫画に準拠した最終回まで描いた。ただ、続編？となる3rdシーズンの制作が決定した。

3. 寄生獣 －ザ・グレイ－

往年の人気漫画『寄生獣』（著・岩明均）を韓国のドラマスタジオが実写化。区分上は韓国ドラマの扱い。

人間の脳を食料とする地球外生物「パラサイト」との戦いを描いた社会派ドラマ。パラサイトによる殺人事件を調査する刑事ら、生存のための食料として人間を捕食するパラサイトら、その狭間で生きる人々の群集心理を社会派ドラマとして展開した。

韓国を舞台にした『寄生獣』作品であり、ストーリーは原作漫画とは異なるオリジナル展開に。原作漫画では世界各地にパラサイトが飛来したことになっており、それの韓国版として展開した。全6話で完結する。

おすすめ作品2. 日本オリジナルドラマ（5作品）

1. 深夜食堂

テレビ東京発の人気ドラマ『深夜食堂』。深夜のみ開店する食堂を舞台にした飯テロ人情ドラマ。小林薫が演じる店主が、客の悩みを聞きながらオリジナル料理を披露していく。

非常にゆったりとした雰囲気の作品。深夜に酒飲みながら見るのにおすすめ。1話20分前後のショートドラマなのでテンポよく見れる。

もともとテレビ東京でシーズン1〜3まで放送。シーズン4，シーズン5に相当するエピソードをNetflixオリジナルドラマとして展開した。1話完結のオムニバス作品なのでNetflix版から見始めても問題ない。時間があればシーズン1から見たい（▶ テレビ東京版のNetflixリンク）。

2. 地面師たち

被害額55億円を出した積水ハウスの地面師事件（2017年）をモデルにした社会派ドラマ『地面師たち』。主演に綾野剛。

土地の所有者になりすまして不動産会社から金銭を奪い取る詐欺師こと「地面師」。綾野剛ら扮するやり手の地面師が、都内にある100億円の土地を架空売買すべく、あの手この手を駆使して詐欺を実行していくプロセスをドラマ化した。

『エルピス-希望、あるいは災い-』で知られる大根仁が脚本担当。スピーディーでスリリングな展開なのでついつい見入ってしまう。全7話で完結するので一気見するのに最適。

3. 火花

芸人初の芥川賞を受賞したピース又吉の小説『火花』を林遣都主演で映像化。

売れない先輩芸人、売れていく後輩芸人が織りなす青春もの。自分が考える「面白い」、他人が考える「面白い」の違いで思い悩む姿をコミカルに描いたクリエイター文学として展開された。

原作が純文学とあり、話が硬めのイメージあるが、ドラマだと非常にテンポよく進むので取っつきやすい。

4. サンクチュアリ -聖域-

大相撲を題材にしたスポ根ドラマ。あるいは社会派ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』。

土俵でガッツポーズするような素行不良な若手力士が、横綱目指して奮闘する王道スポ根。業界のしきたりなり、先輩のしごきなり、立ち向かっていく。

一方ではトラブル続きの大相撲業界の闇を描いた社会派ドラマとしての側面も。暴力事件や八百長など「日本の伝統」なる言葉を隠れ蓑にした不祥事をドラマ展開した。海外でもヒットした同作だが、日本人であればこそ作品の真髄がより理解できるかと思う。

5. 宇宙を駆けるよだか

清原果耶＆富田望生がWヒロイン務めた青春ドラマ。外見が入れ替わった美女とブスの人生、それに伴う周囲の人間の変化を追ったヒューマン・ミステリー。

古今東西の外見至上主義の是非を人間ドラマに落とし込んだ。原作漫画は少女マンガとあり、心理心情を相当にエグってくる。下手な社会派ドラマよりも相当に（心理心情面が）グロい。

ドラマ『ミステリと言う勿れ』『失恋ショコラティエ』のサウンドトラックを手がけたKen Araiが音楽担当。Ken Araiならではの哀愁漂う伴奏曲も作品の味に。

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おすすめ作品3. 韓国オリジナルドラマ（5作品）

1. スタートアップ:夢の扉

ITスタートアップ業界（IT業界）を舞台にしたビジネス青春ドラマ。起業した高卒女子、自称AIエンジニアの元天才男子によるラブコメもの。

お仕事ドラマとしての側面が強く、単なる恋愛ドラマで終わらないストーリーが好評。韓国ドラマならではの勘違いラブコメから始まり、それが仕事に人生にと発展していく。韓国のITスタートアップ業界を参考にしたサクセスドラマの側面あり、女性だけでなく男性でも楽しめるビジネスドラマ要素あり。

2. 人間レッスン

売春斡旋ビジネスで生計を立てる男子高校生の顛末追った社会派ドラマ。両親の別居で経済苦にあえぐ男子高校生が、お金を、ひいては普通の暮らし求めて売春斡旋ビジネスにのめり込んでいく。

ドラマ『梨泰院クラス』にも出演した若手俳優、キム・ドンヒが主演。クラスメイトに1人、2人はいたような地味系ガリ勉男子を好演した。

3. 梨泰院クラス

『愛の不時着』と並ぶNetflixを代表する韓国オリジナルドラマ『梨泰院クラス』。（他社制作だが）Netflixオリジナルドラマ扱い。Netflix以外の動画サイトでは配信されない

韓国ソウルの繁華街、梨泰院（イテウォン）を舞台にしたビジネス復讐劇。飲食チェーンを展開する大手財閥に父親の死亡事故をもみ消された主人公が、父親の敵討ちのため飲食店を起業。業界トップクラスの飲食チェーンへと成長させ、因縁の財閥を追い込んでいく。

4. イカゲーム

韓国発のデスゲーム作品『イカゲーム』。生活困窮者らが大金を得られる、命を賭けたゲームに挑む。

生存への執着を描いた日本製デスゲームと異なり、格差社会をテーマにした社会派デスゲーム作品に。格差社会の勝ち組たるデスゲームのスポンサーらが、はした金で生活困窮者らをエンタメショー化するエグい構図で展開された。

2024年にも2ndシーズンを配信予定。最終章となる3rdシーズンの制作も決定した。

5. ミスター・サンシャイン

イ・ビョンホンが主演した歴史ドラマ。20世紀初頭、日本、ロシア、アメリカによる政略渦巻く朝鮮半島を舞台にした歴史スペクタクル。

朝鮮王朝時代に奴隷の子供として生まれ、紆余曲折へてアメリカ軍将校になった男が、滅びゆく大韓帝国でアイデンティティを探し求める。日本で言えば『坂の上の雲』に相当する時代のエピソードを韓国側から展開した。視点の違いによる面白さあり。

おすすめ作品4. 欧米オリジナルドラマ【アメリカが舞台の作品】（5作品）

1. オザークへようこそ

アメリカ舞台の経済クライムドラマ『オザークへようこそ」。

マフィアの資金洗浄をやらされてるファイナンシャルプランナー（アメリカで言う富裕層向けの資産管理者）が、あの手この手で金策を考えては、マフィアから足抜けすべく画策していくスリラー＆ヒューマン作品。

ゲームから降りられる機会はあったものの、それでも”お金”の魅力に負けてはマフィア暮らしにベット（BET）し続けてしまう人間の弱さを描いた。"お金”に困っている人ほどその心理心情に惹かれるものがあるかもしれない。

シーズン4で晴れてシリーズ完結した。

2. クイーンズ・ギャンビット

1950年代の実在のチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーをモデルにしたフィクションドラマ。

児童養護施設で育った少女が、チェスの腕ひとつでチェスの米国チャンピオンに。ついには米ソ冷戦の代理戦争たるチェス世界大会のキーマンとして担ぎ上げられる。ただ、その一方では幼少期のトラウマや薬物依存に苦しむ"少女”のままの大人の姿を追った。

チェスのルールが分からなくても問題ない。ノリで楽しめる作品。1950年代アメリカのレトロファッションや音楽もエモい。

3. メシア

現代社会に現れた自称”メシア”（救世主）の正体めぐり各国が交錯する政治サスペンス劇。行く先々で奇跡を起こし、SNSで拡散される現代版メシアに熱狂する人々の顛末を追った。

政治と歴史と宗教とアクションとが絡み合った名作。作品に所々批判あったせいか、制作予定だったシーズン2は中止になった。ただ、ストーリー自体はシーズン1でほぼ完結しているので問題なく楽しめる。

4. 13の理由

Netflixを代表する1作『13の理由』。

アメリカの高校を舞台にした青春群像劇。自殺した同級生が残した告発メッセージめぐり疑心暗鬼するクラスメイトの駆け引き、懺悔、あるいは成長を描いたギトギト青春もの。

メインストーリーはシーズン2でほぼ終了。シーズン3、シーズン4は後日談のような扱い。シーズン2で切った方が後味いいかも知れない。

なお、「コンテンツに関する警告」が大体的に表示される作品だが、そこまで心配する必要はない。作品の配信当時、克明すぎる自殺シーンあり、問題視された。現在は日本語字幕版含めて自殺シーンがカットされたものが使われているので安心して見れる。

5. 殺人を無罪にする方法

アメリカドラマらしい胸くそリーガルドラマの入門作としておすすめ。『殺人を無罪にする方法』。

いかなる殺人事件でも無罪を勝ち取る、加害者弁護を専門とするやり手の弁護士が主人公。インターン学生の指導を通じて法治国家の穴を解き明かしていく。

日本ドラマだとほぼ見ることはないコテコテのリーガルドラマ。インターン学生の指導がてら視聴者にも易しく司法制度など解説してくれるので初見の人でも問題なし。第1話ではさっそく「殺人を無罪にする方法」の授業なので1話だけでも見たい。

おすすめ作品5. 欧米オリジナルドラマ【欧州が舞台の作品】（5作品）

1. イントゥ・ザ・ナイト（Into the Night）

ベルギー発のNetflixオリジナルドラマ。王道の世界終末ミステリー。

太陽光線の異常により人類滅亡の危機を迎えた地球。運よく夜間フライトに乗り合わせ、太陽の光を浴びずに生き長らえてた乗客らが、燃料わずかの旅客機で暗闇の中を飛び続けては特殊NATO軍基地を目指す。

旅客機内という閉鎖空間でのスリリングな駆け引き、人間ドラマが見もの。多人種国家ゆえの人種いじりネタも日本人視聴者からすると新味に映るかもしれない。

作品は未完結。2ndシーズンはわりと中途半端なところで終わる。シーズン3の話は特に聞かない...

2. エミリー、パリへ行く

パリ症候群を逆手に取った？フランス舞台のキラキラお仕事ドラマ『エミリー、パリへ行く』。1話30分のショートドラマとして展開。

マーケターの仕事でパリに赴任したアメリカ人女性の奮闘劇。フランスならではの仕事観、人生観、もろもろ価値観に翻弄されるアメリカ人の姿をコメディ展開した。

日本だと「欧米」と一括にされがちなアメリカとヨーロッパ（フランス）の価値観の違いをつぶさに描写。言語スタンス、文化風習、ジェンダー論などの違いが楽しめる。なんならアメリカ人が日本人に見えてくる。

3. ザ・クラウン

イギリスの前国家元首、エリザベス女王の生涯を描いた歴史ドラマ。

1952年、26歳の若さで女王に即位し、以降半世紀にわたりイギリスと16の連邦国家の君主を務めた日々を全6シーズンで描き上げた。

大河ドラマ・クオリティの圧倒的な映像美と背景美術あり。イギリスの現代史に興味のある人なら映像、音楽、衣装、ストーリーもろもろ楽しめる。

4. ラストツァーリ ロマノフ家の終焉

出典：Netflix

	話数
シーズン1（2019年）	6話 ※完結

Netflix公式サイトで見る

ロシア帝国の最後の王朝、ロマノフ家の最期を描いた歴史ドラマ。

先にネタバレしておくとロマノフ家はロシア革命（1917年）により事実上追放され、幽閉先で一家もろもろ処刑された。この一連の経緯をドラマ化。1894年に最後のロシア皇帝に就任したニコライ2世、そしてその妻で22歳の若さで皇后になったアレクサンドラ皇后を主人公に事の顛末を追った。

日本人の記憶に薄い20世紀前後のロシア史を学ぶのに最適。ニコライ2世、ラスプーチン、レーニンら登場する。作品の途中途中で専門家の解説が入るドキュメンタリー風ドラマなので理解もしやすい。

5. 三体

中国発の大ヒットSF小説『三体』をNetflixで実写ドラマ化。原作小説の第1部（1冊目）のみドラマ化した。原作小説は全3部で完結。

地球外文明との接触により動き出した人類の駆け引きを描いたヒューマンドラマ。科学者の相次ぐ自殺の裏に隠された陰謀を追う。

ドラマはイギリスを舞台にした現代ドラマとして展開（原作小説だともろもろ中国が舞台）。ストーリー自体はほぼ原作小説に準拠している。原作小説を読んだことがない人、あるいは原作小説を挫折した人でもカジュアルに楽しめる。原作版のネタバレ（▶ 早川書房の公式noteリンク）も合わせて読むとよりわかりやすい。

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